カウンターを食らわせたい!

カウンターを食らわせたい!

2022年7月18日

相手のドライブボールが打ち頃のスピード、でも強烈な回転が掛かっているとカウンターしてもオーバーミスしてしまいます。
慎重にラケットの角度を下向きにして球を合わせてもオーバーします。たまにネットミスすることもあります。

強い上回転をブロックする時は、球を引くように短いタッチで捉えると相手コートに収まりますが、スピードがないので2球、3球とブロックで繋げるとやはり相手に強打されてしまいます。私は攻めたい。
何度も何度もカウンターミスを繰り返して、ストレスとジレンマ。自己嫌悪します。

以前「この世で一番肝心なのは素敵なライジング♪」でもお話ししましたが

●バウンド直後に球を捉え、テイクバックは取りません。
●体の前でコンパクトなスイングで球を捉えます。
●インパクトと同時に沈み込んで球を抑えます。

杉本コーチのアドバイスを意識してもミスしてしまうんです。ヘルプミー!
「困ったときの杉本コーチ」またアドバイスをいただきました。

ラケット面は水平にして水平スイング

インパクト時は膝を90度くらい曲げて低い姿勢で打球

相手の回転を打ち消すように強い回転を掛け返す。

頂点前から頂点の間で球を捉える

前に踏み込まない。踏み込むと詰まってしまいオーバーミス、ネットミスの原因になる。

コーチと15分ぐらい練習をして、翌日サークルの練習試合で相手のループドライブをカウンター!決まります。何度も決まりました。

「相手の回転を打ち消すように強い回転を掛け返す」この気持ちが肝心なようで今までオーバーミスを恐れる余り、中途半端なスイングになり、相手の回転に負けてオーバーミスを繰り返していた様です。
迷いが吹っ切れました。何とか習得できそうです。

パートナーへの思いやり

隣町のサークルはダブルスの練習試合を毎週行っています。

「16センチ以上、トスを上げて下さい」
「エンドラインの内側でトスをしないで」
「サーブを出す前は一旦動きを止めて下さい」
「台は動かさないで」
試合中もオジンオバンの反則は注意します。私は口うるさいオヤジです。
先日、「うるさい!」とオバンに怒られてしまいました。😞
でも言い続けます。

10年以上の経験豊富な下手なシニアにはフォルトやバッドマナーは直し様もなく、本人も直す気もないので注意しません。まだ見込みがある方なら注意します。

ダブルスで肝心なのはパートナーへの思いやりだと思います。シングルスは一人でプレイするのですからどう打とうと「勝手におやんなさい」と思いますが、ダブルスは二人でプレイする共同作業です。パートナーと助け合い、お互い思いやりを持ってプレイして欲しいものです。

例えば相手のサーブをレシーブする際、球が高く上がれば相手にスマッシュされてしまいます。高い球のサーブを出せばやはりスマッシュされてしまいます。スマッシュされたパートナーに当然「すみません」と謝ります。低いサーブ、低いレシーブを意識しても、意に反して高く上がってしまいスマッシュを打たれることもあります。その時もパートナーに謝ります。

しかし「相手コートに高くても返球できばいいんだ」と考えるシニアも多く、またそのような方はスマッシュされてもパートナーに謝りません。

「もう少し低くレシーブしてもらえますか?」と私がお願いしたら
「ブロックすればいいだろ!」オジンが憤慨しています。我が耳を疑いました。
低い弾道ならブロックもできますが、高い位置から打たれたスマッシュはバウンドも高く私にはブロックできません。ロビングなら凌げるかもしれませんが、予想外の強打、スマッシュはこの年老いたオヤジには反応できません。
その方は対戦相手が初級者の女性の場合、手加減して故意に高くゆっくりした球で返す様です。相手がいくら下手でもスマッシュを打ちます。対戦相手のオバ様達には気遣いますが、パートナーのオヤジには無頓着です。ゆっくり返球してもよいからせめて低く返球してほしいもんです。

低く、低く打球するのが卓球の基本のように思えます。ゆっくりな球も低く返球します。低ければ強打される確率は少なくなります。

低いサーブ、そしてラリーも低く、打ち合う毎に相手がロビングで凌いで、その球をスマッシュする。美しい。低くレシーブされた球をスピードドライブで強打。その球をカウンターかブロック!ビューティフル!ラリーの展開はこうありたいもんです。
たまにラリーが続くと私は「世界卓球や、世界卓球」と言いながら自画自賛致します。

丹阿弥清次

1955年生まれ。広告デザイン会社退社後、デザイン会社を起業して三十数年。卓球歴は大学以来40年の空白状態。還暦前に再挑戦。しかし奮闘努力の甲斐もなく今日も涙のボールが落ちる。

※批判的なコメントはご容赦願います。