先日、久しぶりにFACEBOOKを覗くとこのサイトについて「この理論は正しいのか?」と投稿されている方がいらっしゃいました。http://現代卓球理論って何?
古い卓球理論を後生大事にされている方が現代卓球理論を理解できず認めたくないのは理解できます。今まで信じて来たものが崩れ去るのですから。私もそうでした。今までなんだったの?
あの学生時代の卓球部顧問に、あの先輩に「違う!もっと脇を締めて!」「もっと腰を使って!」「ダメだ!もっと動け!」「動けていない!走って来い!」と何度言われ、何度涙したことか。慰謝料よこせ!😭
常日頃、このサイト内で申し上げている通り「あくまで一つの理論に過ぎません。色々な考え方があると思います。ご参考になれば幸いです。」と弁明させて頂いております。
絶対にこうした方が良いなどとこの卓球未熟オヤジには口が裂けても言えません。全日本学生、全日本社会人で優勝されている杉本コーチの教えを代弁しているだけです。
どんなサイトやブログも批判的なコメントは付き物ですが、そのような方にはまず卓球の見識を深めるために沢山の書物、動画等をご覧になることをお薦めします。
小生、今月67歳になり、最近、益々残された時間が貴重に思われます。できれば死ぬまで卓球を続け、死ぬまで卓球理論を勉強する所存です。😑
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数年前、隣町の卓球教室の中国人コーチが練習中のオバサマ達に「いつまでツッツキをしているのですか?もっと早く攻めなさい!」と苛つきながら激怒されていました。
特にオバサマ達の多くは年季の入ったツッツキを武器?にしているので中々攻撃しません。高く上がった下回転の球もスマッシュせずにツッツキで返球します。
ダブルスでツッツキ主戦型?の方とペアを組むと私もフラストレーションが募ります。一応、レシーブはフリックして、サービスからの三球目はドライブ攻撃を心掛けているオヤジですから。
しかし先日、杉本コーチとの練習で「ツッツキは、ただ相手に返球するのではなく、上級者は精度の高いツッツキをします。」と話されたので早速精度の高いツッツキとやらを具体的に教えて頂きました。
一言で言えば精度の高いツッツキとは「攻撃的に突っつく」と言うことの様です。ゆっくりした適度に切れた下回転の球は三球目のドライブの餌食になります。先手攻撃を常に仕掛けるのも限界があります。特に高齢者にとっては。
鋭くコーナーを突いたツッツキなら簡単に打たれません。そしてゆっくりしたツッツキやストップを混ぜながらレシーブすれば戦略的にも効果的です。
【図1】ー
ラケットヘッドから入り、球を捉えます。球の丸みに沿って、ラケット面が斜め45度から水平になる様にします。丸み沿って球を捉えるのは球とラケットが衝突して前に押さない様にする為です。
肘や肩で押さずに短いタッチで、インパクトの瞬間はグリップに力を入れると鋭く速い下回転の球になります。(ペンホルダーの場合、親指と人差し指に力を入れます。グッと力を入れると自然とラケット面は水平になります)そしてコースは奥深くコーナーを突き、球足の長い球になる様にします。フォアもバックも同様です。
【図2】
ラケットをしゃくり上げてラケットヘッドが上を向かない様にします。上に向けてしますと鋭い球になりません。
【図3】
【図1】の応用です。インパクトの瞬間、グリップに力を入れるのと同時にラケット面を左に捻ります。この時も短タッチで球の丸みを捉えコーナーを突きます。球は鋭く左に曲がり、フェイントにもなり相手のミスを誘います。今回、フォア側のツッツキ方法ですがバック側もいずれコーチに教えて頂こうかと思っております。以上、あくまで一つの技術に過ぎません。色々な考え方があると思います。ご参考になれば幸いです。