ペンホルダーの親指と人差し指の力の入れ具合

ペンホルダーの親指と人差し指の力の入れ具合

2021年10月19日

※今回の理論は私の個人的な意見なので参考程度にご覧下さい。参考にもならないかもしれません。お許しください。

一度会得したと思い込んでもすっかり忘れてしまって元の木阿弥、世阿弥、観阿弥。若ければ体が覚えてくれるかもしれませんが、歳を取ると体も頭も覚えられません。

数年前、上級者の方が私のオーバーミスを多発するフォアハンドを見て「親指に力を入れたらいいのに…」と独り言の様なアドバイスを頂き、試してみるとオーバーミスが解消されました。最近、そんなアドバイスはまた忘却の彼方で、思い出しながら、親指に力を入れフォアハンドで打ってみました。やはりオーバーミスは抑えられます。改めてこのアドレスは正しいのだと確信しました。

下の図の〈フォアハンド〉の様に垂直かやや下向きの状態のラケット面で球を捉えて、裏を押さえている中指を支点にして、テコの原理の応用でクイッと親指に力を入れて、ラケットヘッドが回る様にします。時計に見立てて3時辺りで球を捉えて、2時、1時と球の丸みに沿う様に打球します。

予々、思案しているのが裏面打法の指使いです。中ペンの裏面打法はインパクトの際に親指と裏側の中指に力を入れて打球すれば安定すると、どのWEBの動画や技術本を見ても同じアドバイスをしています。

中ペンのラケットは日ペンの様に指を引っかける部分がないため人差し指に力が入りません。

しかし日ペンの反転式ラケットや私の様にグリップの先端にコルクを接着して引っ掛かり部分を作っている場合、裏の中指を支点にして、人差し指に力を入れ、これまたテコの原理の応用でラケットヘッドを回すことができます。人差し指の第一関節と第二関節の中間辺りでラケットの縁に力を入れます。フォアハンドとは真逆で球を9時辺りで捉え、10時、11時と球の丸みに沿う様に打球します。

私の悪癖はスイングし終わり、ラケットが被った角度のままテイクバックを取るので 11時あたりで次球を捉えるようになって、ネットミスが多くなってしまいます。意識することは、バックハンドを振り終わる度に、親指を意識し、軽く力を入れラケット面を垂直かやや下向きの角度に戻すことです。

話は少しそれますが、球の丸みに沿う打ち方は杉本コーチに教えて頂きました。グイッと親指に力を入れてラケットをスイングすると自然に球の丸みに沿う様になります。結果、同じコツだった気がします。最近シェークハンドクラブの平岡氏が丸みに沿う様に球の上部を擦る打ち方を否定しています。弾く様に打てば威力が出るとの指導です。丸みに沿って打てばコントロールがしやすくなると杉本氏は話されていました。考え方は様々です。

弾く

ここ二週間程、フォアは親指支点、バックは人差し指支点でラケットを振っています。親指支点は納得していますが、人指し指支点はまだ確信が持てません。暫く試行錯誤して練習に励みます。また迷宮から抜け出せない日々が続きそうです。あー、裏面の達人に会いたい。

JUICロング・ライフ・クリーナー

以前のブログでもお話ししましたが、愛用のJUICプラ・クリーナーが廃盤になり、日本支社まで電話で問い合わせをしたところ、廃盤の理由は不明でした。

ロング・ライフ・クリーナー

最近、プラ・クリーナーの中身も無くなりかけ、貴重品を扱う様に大切に噴霧しております。他に良さげな物はないかと検索しておりましたら、なんと!JUICから「ロング・ライフ・クリーナー」と言うネーミングで発売されているではありませんか。値段は¥1,500。早速「卓球ナビ」のサイトで注文致しました。サイトの注釈には「ルールに適合しているラバークリーナーです。」と記載されています。もしかして「プラ・クリーナー」は適合していなかったの?注文して翌日、「卓球ナビ」からメールがあり、「2021年11月発売の新商品の為、【納期:11月下旬】を予定しております。」とのこと。後一ヶ月、残り少ないプラ・クリーナーは持つか?

丹阿弥清次

1955年生まれ。広告デザイン会社退社後、デザイン会社を起業して三十数年。卓球歴は大学以来40年の空白状態。還暦前に再挑戦。しかし奮闘努力の甲斐もなく今日も涙のボールが落ちる。

※批判的なコメントはご容赦願います。