動きのロス(続 ニュートラルがない)

動きのロス(続 ニュートラルがない)

前回のブログで以下の様にご説明致しました。ニュートラルがない?😱 対下回転のドライブ(または角度打ち)も肘をラケットより下にして球を捉え、伸び上がる事なく、五球目の対上回転の球も同じ体勢で打球すると安定しました。

この様に申しておりましたが、わたくし、とんでもないうつけ者です。いい加減な事を性懲りもなく、なんと愚かな。未だ、伸び上がって打っております。

先日、杉本コーチと三球目攻撃(ドライブまたは角度打ち)の練習の際、体が伸び上がらない様に意識しながら三球目を打っておりました。iPadで自撮りをしながら。

しかし体の高さが高かったり、低かったりして、直ぐにミスしてしまい、ラリーになりません。そこで「目の高さをネットの白線辺りに合わせて、頭が上下しない様にしてみては?」とアドバイスを頂きました。体が上下していないつもりでしたが、まだ修正できていませんでした。練習を続けるも「打ち終わりも頭を上げちゃダメ。」と指摘され、反省。もう大丈夫だろうと思っていても「まだ上がっています。」と繰り返しアドバイスされます。

高校時代は荻村伊智朗先生の技術本(ループドライブの頁)に「ラケットを下から上に振り上げ、同時に曲げた膝を伸ばしながら打つ」との指導があり実践して参りました。また、「前に折ったお腹を背筋を使って起き上がる様にして打ちましょう」という動画がありました。BB理論とか言ってました。体がリズミカルに上下して良いエクササイズになりそうです。

杉本コーチの指導は、「全く体(頭)を上下させない」と言う教えです。「体(頭)が上下する事は無駄な動きであり、次の動作がスムースに行うことができない、卓球は無駄な動きを省く事が重要です。」と。

ツッツキも三球目もその後の五球目以降もまたフットワーク時も体(頭)が上下する事なく目の高さも一定にして、目線もブレない様にします。

しかも目線をネットの白線に合わせ様とすると自然に低姿勢になっています。低姿勢になろうなろうと意識してもなれなかったのに低姿勢になれました。

勿論、高い球に対しては膝で調整し、体を高くして高い位置で球を捉えます。しかし低い球には体と頭を上下させずに低姿勢で打てば、ロスがなくバランスの良いプレイができる様です。

練習の終了間際、何となく上下せずに打てる様になりました。またバランス良く体幹も崩れませんでした。確かに安定します。体の屈伸や回転、動きを使って、球の威力や回転を増そうとしますが、使い過ぎてしまうと無駄が生まれ効率よく動けない様です。これも一つの考え方だと思います。ご参考程度に。

わたくし、まだまだ未熟で、沢山の課題が山積みです。

●スイングが詰まらない様に打球点を前にする。(ニュートラル時のラケットの位置をもう少し前にして、そこからテイクバックを取り、ニュートラルの地点で打球する様心がけようと思います。)

●肘が上がらない様にする。(打球点を前にすれば肘は上がらないと考えています。)

●左脚が浮かない様にして下半身に重心を置く。(頭の位置を変えない意識を持つと下半身が安定して来ています。さらに練習を積み重ね修得しようと思います。)

自撮りをチェックすると色々気付かされます。その場で動画を見ながらコーチにアドバイスを頂き勉強になります。ビデオカメラやiPhoneの小さな画面と違い、iPadは大きな画面で分かりやすいと言うメリットがあります。老眼には助かります。iPadは無駄になっておりません。

卓球をリスタートして足掛け8年、年月を追う程、練習を重ねる程、基本練習に戻っています。やはり基本ができていなかったと痛感致します。動画を見ながら酒を頂くと気持ちよく酔えません。いい酒を早く飲みたいと切に願っております。

恥ずかしながら拙い技術ですが杉本コーチとの練習風景をご覧下さい。ちょっと上手くできて喜んでいるオヤジの姿を見ると照れてしまいます。杉本コーチは優しいお方です。丁寧なご指導にとても感謝しております。

丹阿弥清次

1955年生まれ。広告デザイン会社退社後、デザイン会社を起業して三十数年。卓球歴は大学以来40年の空白状態。還暦前に再挑戦。しかし奮闘努力の甲斐もなく今日も涙のボールが落ちる。

※批判的なコメントはご容赦願います。