考え過ぎてた?(対下も対上も同じスイング)

考え過ぎてた?(対下も対上も同じスイング)

2021年2月18日

個人的見解です。(スイングには色々な考え方があります。参考程度にご覧下さい。)

少し難しく考え過ぎていたのかもしれません。

「卓球」は技が多く難しく考えがちですが、もっと単純なものかもしれません。学生時代、あんなに頭の悪い川合君や篠原君の方が小生より卓球は上手でした。小生の様に考え過ぎは弊害になるのかもしれません。

対下回転はラケットを下から上に振り、対上回転は上から下に振り、ナックルは薄く捉えてやや下から上に振る、この様にスイングすると確かに相手コートに入りますが、それぞれフォームもラケットの方向も切替えて対応しなければなりません。頭と体が一致しない年寄りには難し過ぎます。

最近の小生のスイングは対下回転には角度打ちで、そして台上の低い位置から振り始めています。球が台の外に出ても球を落とさずに台上の低い延長線上の位置で打っています。フォアハンドもバックハンドも同じ高さで打っています。台の下から振り始めていません。「もしかしたらどんな球種も同じでいいんじゃね。」そう思い始めました。

つまり基本のストロークのお話しを致しますと、

ニュートラルはラケットを台上の低い位置で構えます(杉本コーチの教え)

フォア及びバックのテイクバックはラケットを後に引かず、体の横にテイクバックを取ります。(ラケットを後に引くとインパクト時は球を前に押してしまうのでオーバーミスの原因になります。)

体の横にテイクバックを取ると横にスイングできます。

●球を体の前で捉え、球の丸みに沿ってラケットを振ります。

インパクト時はグリップに力を入れ、打球後は力を抜きます。

インパクト前のラケットは球との間隔を空けて、ラケットの勢いを付けて、球を掴む様に意識して打球します。この間隔を取らずにラケットと球が接地して振り始めると球に力が加わらずネットミスする可能性が高くなります。

そして対下回転、対ナックル、対上回転の球も上記を留意して同様のスイングをします。

●バックハンド(シェークハンド、裏面)も同様です。ペンのバックハンドは検証していないので分かりません。すみません😅。

では何が違うのか?違う点は手首の向き、ラケットの角度だけです。

対下回転はラケットの面を上向きにして、対ナックルはラケットを垂直にして、対上回転は垂直もしくはやや下向きにしてスイングします。基本のストロークはすべて同じです。

高校時代から対下回転の球をループドライブで持ち上げ、返って来た上回転の球を抑えて打とうとしても、ドライブの感覚が残って上に擦り上げてしまいました。今でもその癖が抜けません。以前三球目のドライブの後、五球目がオーバーしてしまった時、杉本コーチが「下も上も振り終わりはラケットを同じ位置にしましょう。違う振り方をすると難しくありませんか?」と言うお言葉が呆けた頭の隅に残っていた様です。

丹阿弥清次

1955年生まれ。広告デザイン会社退社後、デザイン会社を起業して三十数年。卓球歴は大学以来40年の空白状態。還暦前に再挑戦。しかし奮闘努力の甲斐もなく今日も涙のボールが落ちる。

※批判的なコメントはご容赦願います。