どんなスポーツも攻撃力、守備力が勝利に結び付くと考えがちですが、見方を変えればそのゲームにどれだけミスが少ないかで勝敗が決まると言っても良いと思います。卓球もミスが少なければ必ず勝ちます。だから相手にミスを誘う様なゲーム運びが重要です。当たり前のことを申しました😑。
そして自分の常日頃犯すミスの原因、そのミスの原因を探ろうとしますが、中々追求できません。
それで追求するのにくたびれて、練習を一生懸命やっている内にミスがなくなるだろうと安易に考え、追求するのを止めてしまいます。
近隣の卓球場のコーチから「今日はドライブが余り良く入りませんでしたね。」とアドバイスされました。「………😓、何が原因なのでしょう?」と質問。「回転をもっと掛けてみたら?」「………😭、そうですね。」漠然として答えになっていません。
後日、スタジオCan!の練習場でオーバーミスを繰り返していた時、杉本コーチが一言「なぜミスしたのか分からないと同じミスを繰り返します」
あっ、それを仰る?
「ミスの原因が分からないからミスをするんです。だからどうすればミスの原因が分かるのでしょう?」わたくし、やや反抗的に質問しました。すみません😅。
「ビデオカメラで自撮りをされてはどうでしょう?」
えーえー、何度も自撮りしましたとも。KENWOODビデオカメラを、iphone11を購入して何度も自分のフォームをチェックしましたとも。しかし小さな液晶画面ではミスの原因がこの老眼では良く分かりません。スーパースローにしても分かりません。データをパソコンに取り込むと画像は大きいのですが、時間が経っているのでミスを犯している箇所が分かりづらい。パソコンで再生するのも面倒でつい自撮りも疎かになります。
それならば画面の大きいiPadで自撮りすればどうかと考えております。懲りない性格なもので😁。練習場でコーチと映像を見ながらフォームを確認し、指摘していただき、話し合う、理想的なマンツーマンの上達法です。
ビデオカメラで撮った映像をチェックすると自分のイメージしているフォームと実際のフォームにギャップがあります。歳を取る程にこの溝は深くなります。格好よくスイングしているつもりが、なんと無様なフォームか。情けなくなります。
「理系なテニス」(田中信弥著)の「イメージと現実のギャップを埋める」の頁で面白い記述がありました。
『ある女性のテニスプレイを撮影後、クラブハウスで確認すると、その女性が「これは私じゃありません。」と頑に譲らず、初めは冗談を言っているのかと思いきや、悲壮感が漂い、目に薄ら涙が浮かんでいます』
私もビデオカメラで自撮りをしていると年配の方が近くに寄って来て、フォームを見たいから映してくれと言います。撮ってあげて映像をお見せすると、「なんだこれ〜?あー、消して、消して、もう見たくない!」と怒ってます😱。
〈ミスの原因を知る他の手立て〉
●色々な人の意見を聞く。但し、いい加減な意見もあり、正しいかどうか冷静に判断しなければなりません。
●信頼できるコーチに指摘していただく。コーチの存在意義は「欠点」を指摘して「矯正」してくれることです。
「ミスの原因を知る=上達の近道」確かにその通りです。
早速、通販でiPad Air4と三脚を購入致しました。これでさらに上達することでありましょう。
「おい、そこのおやじ、全日本にでも出るつもりか?」「はい!来世で出場するつもりです!」