卓球は忘却の彼方に

卓球は忘却の彼方に

2020年11月25日
技術

水谷隼選手が以前「卓球はスポーツの中でも複雑で難しいスポーツ、だから面白い。」と言う様なことを話されていた記憶があります。確かに卓球ほど色々な技を身に付けなければならないスポーツはなく、その技をスムースに繋ぎ合わせてプレイしなくてはなりません。

ツッツキがある程度マスターできたとしてもツッツキからの強打またはドライブ、さらに五球目で相手の上回転に対する強打またはスマッシュ、さらに相手の強打をカウンタースマッシュまたはブロック、さらに相手のロビングをストップで止めたり、覚えなくてはならない技術がいっぱいです。正に技のオンパレードやー☺️。しかも老いて呆けた頭ではマスターできたと思っても直ぐに忘れてしまいます。

毎日クラブ活動で卓球の練習ができる中高生と違って、懸命に働かれている社会人なら殆どの方がウィークエンドプレイヤーだと思います。定年退職し、年金暮らしのご高齢の方なら時間的余裕があるかもしれません。近隣の市営アリーナの卓球サークルにも沢山のご高齢の方が集っています。私の知人で75歳ぐらいの方は、午前中2時間程練習して、自宅から弁当持参で昼食を取り、午後は別の卓球場で練習され卓球三昧の日々を過ごされています。私も毎日練習したいのはヤマヤマですが、未だ仕事に就いているので卓球だけに時間を割けられません。やはり練習時間が少ないので、その場でマスターしたつもりでも、少し時間が経てば忘れてしまいます。

私は常々「卓球力は記憶力」であると痛感しております。人間の脳は、1時間経てば学習したことの半分、1日経てば7、8割忘れてしまうと聞きます。一週間経ったら、余程の天才でない限り卓球技術など遥か忘却の彼方です。まして老化で記憶障害も起きています。

出典:Wikipedia

一週間に一度、私が指導しているオバさま達に翌週「先週話したこと覚えていますか?」と聞くと皆さんキョトンとされて、目が泳いでいます。

だから「忘れてしまいますからノートにメモしてくださいね。」とノートを一人ずつにお渡ししても、メモすることを忘れ、何をメモするかも忘れ、ノートがある事も忘れています。(きみまろか?)

【私の留意点】

コーチからアドバイスを頂いたら、後で書き留めようとしても忘れてしまうのでその場でメモを取ります。

●若者の愛読書「卓球王国」や書籍を常に読み、頭が活性化する様に心がけています。

●風呂の中、トイレの中、就寝前の寝床の中、意識を集中できる静かな場所でイメージトレーニング致します。その日の偶然のスーパーショット(?)がなぜ打てたのか考えます。(分からない時の方が多いですが)その感覚を牛の様に反芻します。

●テレビや音楽を聴きながら、読書をしながら、お酒を嗜みながらいつもラケットに触るようにしています。素振りをするのではなく、グリップや指の力の入れ方を考えています。おつまみでラケットが汚れぬ様に。

●練習日の前日、思い付いた技を試してみようとメモしておきます。例えば相手の上回転またはナックルのサーブに対してもっと引き付けてレシーブしてみよう、とか。自分の考え方が間違っていて、回り道になってしまうことが多いですが、試して失敗してみないと先に進めません(老い先短いですが)。

卓球の練習時間が少ないのですから、日常生活の中に卓球を取り入れて行くしかありません。卓球場を離れたら卓球のことを一切考えず、OnOffを切り替えようとは思いません。このブログを書き記すのも私にとって良い勉強になっております。(40年間、ひたすら銀座で飲み明け暮れていた時間をこれぐらい卓球に注いでいたら、今頃私は如何に素晴らしい選手になっていたことでしょう!😁)

追記

隣町の市民大会で準優勝したり、かつては大きな大会にも出場されていた80歳ぐらいのS氏という方がいらっしゃいます。(最近は私も市民大会には参加していないので、その方がご存命かどうか定かではありません。)日頃は少し惚けが進んでいるのか、あまり生気が感じられません。会場で卓球着の着替えが一人でできず他人に手伝ってもらい、試合が始まり卓球ラケットを握ると活力が漲り、素晴らしいプレイを披露してくれます。ラケットを手放すとスーと魂が抜け、負け審判になるともうカウントを数えることさえできません。また惚けた老人に戻ってしまいます。私もこんな幸せな後期高齢者プレイヤーになりたいと願う限りです。もしかしたらこの様なお方は臨終の間際、ラケットを握らせたら蘇生したりするかもしれません😓。

裏面打ちの指の力の入れ方(私見です。聞き流してください。)

中ペンの切り替え時の指の力に関する動画がありました。WRMや劉国梁など幾つかの動画で、フォアハンドは親指に力を入れ、バックハンド(裏面打ち)は親指と中指に力を入れ、面を安定させると言うものでした。私の場合、バックハンドの時ネットミスもありますが、それよりもオーバーミスが目立ちます。

もう少し指の力の入れ具合で球のスピードを上げられないか、ラケットを自然に被せられてオーバーミスを防げないかと考えました。フォアハンドは親指に力を入れながら面をかぶせて行く、バックハンドは人差し指に力を入れながら面をかぶせて行くようにしてスイングしてみました。面が安定する方法ではありませんが、ラケットに捻りの力が加わり、しっかりと被せて打て、オーバーミスも少なくなっています。もう少し試打して、自分に適した打ち方か検討致します。

ペンホルダーの場合、指の力の入れ方など千差万別。納得できる自分に合ったグリップを永遠に追求して行こうと思います。

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丹阿弥清次

1955年生まれ。広告デザイン会社退社後、デザイン会社を起業して三十数年。卓球歴は大学以来40年の空白状態。還暦前に再挑戦。しかし奮闘努力の甲斐もなく今日も涙のボールが落ちる。

※批判的なコメントはご容赦願います。