これも難問!中高年のダブルス

これも難問!中高年のダブルス

2020年9月24日

自分が打っては避け、パートナーが打っては避けるを繰り返します。

●真横に避けた選手の方向にボールが飛球した場合、避けた選手が邪魔でボールが打てません。だから真横に動くのではなく、斜め後ろに動きます。

●斜め後ろに避けたあとも、そのままボーッと突っ立っていいというわけではなく、パートナーが打った後、自分が次に打たなければいけないので、後ろから前に入りやすい場所にいなければいけません。

左利きと右利きが組んだ場合、右利きと右利きの場合と動きが全く違います。左利きと右利きのメリットは動きやすく、試合に有利になります。

●ハの字に動くことで、お互いフォア側の遠いところが狙われます。その場合にのみ、「ハ」の字に戻らずに、そのまま抜けてしまいます。

とここまではお若い方達のダブルスです。

中高年のダブルスとは…

●動けないペアは、右利きと右利きでもハの字のように動いていても構いません。

●ローテーションで動こうとはせずに、前陣と後陣でエリアの役割分担をします。前陣のプレイヤーは後に下がらずに左右に移動して打球します。お互いが衝突する危険も避けられます。大きく動くことなく最小限の動きでカバーできます。※パートナーとプレイ前に話し合って前と後の役割を決めます。話し合わずにプレイすると事故の元になります。

この場合の前陣・後陣は攻守のエリアのことを意味します。

●動けないペアよりも動ける人と動けない人が組むのが最も危険です。動ける人は無理に動こうとはせずに、動けない人の動きに注意を払いながらプレイを心がけます。

●動けるペアが組む場合も正しい動き方をしないと接触したり、衝突してしまい危険です。お互いローテーションについて話し合うことが必要です。

●即席のペアでは息も合わずやりにくさをお互いが感じます。決まったパートナーと多く練習する事により理想の動き方ができます。

丹阿弥清次

1955年生まれ。広告デザイン会社退社後、デザイン会社を起業して三十数年。卓球歴は大学以来40年の空白状態。還暦前に再挑戦。しかし奮闘努力の甲斐もなく今日も涙のボールが落ちる。

※批判的なコメントはご容赦願います。