コロナの影響で通っていた卓球場が会員制の卓球教室を止めてしまいました。コロナが終息しても教室が復活する可能性はありません。経営者兼コーチはマンツーマンの指導は続けていますが、教室で教える意欲をなくしてしまった様です。私は卓球を週5日、半年続けていましたが、今は多くて週2日になってしまいました。卓球は繊細なスポーツですから間隔を空けてしまうと中々上達しません。ロートルでも週3日は練習したいものです。
只今、練習できる場所を探しています。市民体育館や卓球場には卓球クラブは沢山ありますが、とても高圧的な小父さま小母さまが仕切っており、困惑、退散した覚えが多々あります。私は卓球難民で、卓球ロスになってしまいました。
コロナのおかげで練習ができず、生活のリズムが狂い、過飲過食で不健康になってしまった中高年の方が多いと思います。どうかお体をご自愛ください。
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飛びつき(前陣速攻の場合)
杉本コーチの廻り込みに続く飛びつきの指導
左足に重心をかけているともう一度右足に重心を移さなければいけないので②に移動した時点で右足に重心を移しておきます。右足重心のまま③に飛びつきます。後方に飛びつくのではなく、前方に飛びつきます。(②の時点で一旦、左足に重心を置いて右足に重心を乗せ替えて飛びつく方法もあります。)
フォア側に遠く離れた球は、着地してから打球するのではなく、空中で球を捉えます。
体が空中にある時、左足のつま先を前方に向けながら左足から着地します(上図)。(これは体がフォア側に体が流れてしまわないようにブレーキをかけるためです。)
着地した時は左足に重心をかけたままバック側に戻れる体勢を取ります。
廻り込み、飛びつきの実戦で活用する定石パターンは①で対下回転の球をフォアハンドドライブで打球し、返って来た球は上回転なので振り終わったら(顔または頭の辺り=ここをニュートラルに設定します。)ラケットを下げずに、③ではフォアまたはバックを胸の位置から押さえ込む様に打球します(上図)。(シェークハンズクラブの平岡義博氏はラケットを上から下に抑えるのではなく、ラケットは下から振り始めて上で捉えて、引き落とす様に打球すると指導されています。私もこの打法を試みましたが難しく、つい擦り上げてしまいオーバーミスしてしまいます。もっと修練すれば修得できるかもしれませんが…)
低い球は姿勢を低くして球を捉え、高い球は姿勢をを高くして、常に胸の位置で球を捉えます。この姿勢の高低は膝で調整します。
フォアドライブの後に対上回転の球を打球する際、ラケットが下から出る方が多いのですが、下から振るとオーバーミスしやすくなります。ただ飛びつきが遅れた場合は、打球点を下げて打たなければいけない時はドライブぎみに打ってみてください。
さらに大事なことは①の廻り込みの後、もう一球バック側に返球された場合、また③の飛びつきの後、もう一球フォア側に返球された場合、素早く反応するために相手のラケット、相手の体の位置等を注視し、どう動くか判断しなければなりません。これが難しい。(274cm (ボールの見方)参照)
(この理論はあくまで前陣速攻の廻り込み、飛びつき方法です。ドライブ型の方にはまた違う理論があると思います。)
ミズノ・ウェーブメタルBOAも優れていますが、私はアシックス・ATTACK BLADELYTE 4のデザインの方が好きです。但し足幅が狭い様なのでワンサイズ上の物をお薦めします。