徒然なるままに

徒然なるままに

2022年4月23日

一か月のご無沙汰でございました。玉置宏でございます。

昨年末より腹痛に悩まされ、1月中旬に近くの市立病院で大腸検査を致しました。検査前日の下剤、当日の戻しそうになるくらい不味い2ℓの下剤を飲み、やっとの思いで内視鏡検査を終え、診断の結果、大きなポリープがあり、この病院では切除できないから、県立のガンセンターで手術してくださいと担当医から言われました。

2月の中旬にまた同じコースを辿り、前日の下剤、当日の2ℓの下剤、そして内視鏡でポリープを切除。合計ポリープは8個あり、その日は病院で一泊。個室を予約していたのですが、当日看護師から4人部屋しか空いていないと言われ、仕方なく大部屋へ。

他のお三方はちょっと深刻な重症患者です。なにせガンセンターですから。夜中のうめき声やため息。頻繁にケアする看護師たち、痛み止めのカテーテルの交換等。慌ただしいミッドナイト。

翌朝、私の担当医が病室に来て「出血はありませんか?大丈夫なら午後退院です」と言われ、その後、予想に反して私の口に合う朝食昼食と2食頂き、無事退院。食事も摂れない患者さんもいて、彼らにとったら、私の一泊の検査入院なんて冷やかしか物見遊山のようなもんです。お三方には申し訳なく後ろめたい気持ちで病院を後に致しました。

後日、ポリープの細胞検査結果のため来院して良性と結果が出ました。😌それならあの年末から年始に掛けての腹痛は何だったのか?朝になると「ポンポンが痛い」と親に訴える子供のようなもので、ストレス性の「大腸炎」だったのかもしれません。担当医に尋ねても「さあ?」と首を傾げておりました。現在、痛みも下痢、便秘、下血もなく回復しております。

卓球技術は最近、目に見えるほどの進歩もなく膠着状態が続いております。

近隣の卓球場のコーチと週2回マンツーマンの練習をしていますが、相変わらずコーチのサーブがうまくレシーブできません。レシーブミスが多くラリーにもならず、いつも地団太を踏んでいます。本当に踏んでいるのです。「もう私には才能がない!」と投げやりになると30歳以上も離れた若いコーチから「いえ、そんなことありません。どんどん上手くなっていますよ😅」と慰められたりして。あー、情けない!😞

ちょっと気分転換に我が家の猫の額ほどの味気ない庭をリフォームしました。アマゾンのウッドデッキに目が留まったのがきっかけです。

8万円の高額商品ですが、施工会社に依頼することを考えると格安で済みます。意を決して注文。ところが気分転換どころか、でこぼこの地面を平らにする基礎工事が大変な重労働でした。鍬、角材、水準器、敷石、玉砂利、防草シート、土等を近くのホームセンターで購入して、土まみれになりながら基礎工事完了。ウッドデッキを組み立て、庭木を植え、さらにデッキの前にフェンスを立て、タープを張って完成しました。仕事と卓球の練習の合間を見つけて、製作期間は約2か月です。庭木はどれもまだ背が低く目隠しになっていませんが、人目も憚らず夕方、風を感じながらデッキで飲むビールは格別です。

最近、トイレの中でホラー小説のネタがふと思いつきました。これはイケルのではないかと直感致しました。(多分ダメでしょ😌)

67歳の男が周りの親兄弟、友人や仕事仲間、若いころに憧れていた俳優やタレントたちが歯の欠けるように消えて行き、自分の人生に余り時間が残されていないことに気が付く。それでも毎日のように死の恐怖に怯えながら生きて行かなければならない。死後の世界を信じようと神や仏に縋るものの信仰心は一向に芽生えない。誰もが味わう一番の恐怖は自分の死であり、しかもその死を遠ざけようとしてもいつも隣り合わせで存在する。きっと死は音もなく光もなく闇さえない。あるのは永遠の「無」である。そのストーリーには幽霊も悪霊も妖怪も登場せず、現実的な恐怖だけが存在する。その男の心情を独白調で500ページほどの書き進めれば傑作が生まれるかもしれない、と考えましたが以前ホラー小説を約半年がかりで書き上げたところ、執筆中は気が滅入るは夜中は悪夢を見るは精神衛生上非常に悪かったことを思い出し、あっさり断念致しました。🤪

近くの土手の桜

丹阿弥清次

1955年生まれ。広告デザイン会社退社後、デザイン会社を起業して三十数年。卓球歴は大学以来40年の空白状態。還暦前に再挑戦。しかし奮闘努力の甲斐もなく今日も涙のボールが落ちる。

※批判的なコメントはご容赦願います。