
卓球王国の「How To マシン練習」のDVDが先日届き、早速拝見致しました。監修はニッタク契約コーチ、杜卓球クラブ所属で輝かしい戦歴を持つ渡辺貴史氏です。
●基本とボールタッチ
●スキをなくすフットワーク
●下回転攻略メニュー
●テクニック習得練習
●ひらめき練習メニュー
● 異質型練習メニュー
以上のメニューで構成されています。
「マシンと対人練習をバランス良く行い、練習メニューを考えましょう。対人練習をすることで対応力が養えます。」ごもっともです。予測不能なジジババの球はマシンには出せません。ランダムモード、プログラムモードは付いていますが、ジジババモードは付いていません。ただコロナで練習相手のいない寂しいオヤジにはマシンが唯一の友達です。
前、中、後陣の打球位置ごとにスイングを変える練習、ワンコースや左右の切り替え練習、飛びつきの練習、スマッシュ練習などは私の狭い部屋ではできません😑。自分専用の広い卓球場があれば良いのですが。
マシンで練習させているコーチは是非閲覧して頂きたいと思います。
ニッタクの卓上マシンのメリットは発射口を下に向け、2バウンドさせて相手コートに入れることができるので、フリックやチキータの練習ができます。またマシンの性能が良ければ、ボールスタンドを使ってマシンを台の外に置き、カット打ちやドライブの引き合いもできます。アイポンの様な安価なマシンでも練習になると思いますが、中級者以上の練習生にはランク上の卓上マシンの方が練習メニューが増えて良いと思います。
DVDの中の練習生はタイミング良くテイクバックを取っています。卓球台の真ん中辺りにマシンを置いても適度なピッチに設定しているため振り遅れずに打球できています。発射口から球が飛び出ると瞬間にテイクバックを取っています。
マシンとの練習中でも渡辺氏が練習生の側に立って練習の様子を見ています。中級者以上ならマシン相手に一人で練習しても構わないと思いますが、初心者にはコーチが側についてアドバイスしてあげた方が良いと思います。初心者が間違ったフォームでマシン練習を続けると悪い癖がついてしまう恐れがあります。マシンに任せきりで練習生を放ったらかしにするのではなくコーチがしっかり練習を見て欲しいものです。
但し、ガキが一人でマシン相手に「横入れ」の練習やラケットを持つ手を変える「スイッチハンド」の練習なんかしていたら頬っぺたをツネってやります😤。
このDVDで使用しているニッタクの卓球ロボットはスピードもあり効果的な練習ができそうです。
●ロボコーチRX 高性能ロボット¥250,000 発射口は1筒
●ロボッチャ 卓上タイプ¥108,000
ラージ用があるとは知りませんでした。
●ラージロボ 高性能ロボ¥250,000
●ロボッチャ44 ¥138,000(なんでラージ用は高いの?)
巻末にマシンのメリットが記載されていました。
「ロボットマシンには調子の波がない!」ーそりゃそうだろ。私ならこう付け加えます。「文句を言わない。余計なことを言わない。金をよこせとは言わない。」
女性の声で「とてもナイスなボールです。あなたを好きになってしまいそうです。」なんてAIが搭載されたロボットをニッタクさん、開発して下さい😚。
余談
先週の杉本コーチとの練習時に「すみません、ブログネタに困っているのですが、こうすれば絶対に卓球が上手くなるという極意みたいなものはありませんか?」と質問すると「絶対にそんなものはありません!」笑いながらも力強く否定されていました。
それでも食い下がって「洞窟の中に3年程いて、五輪書を書くとか。」「???」何を言っているのか分かりませんよね😓。おやじの戯言でした。
迷宮どっぷり
何とかピッチの早い杉本コーチの球に追い付くため超軽量ラケットをポチッ。ラケットはVictasブラックバルサ5.0中国式。バルサ材3枚とグラスファイバー2枚で作られており、重量はなんと60g。ラバーは今まで使用していたVEGAヨーロッパMAX。これでバタフライSKカーボンのラケットより約20g軽くなります。総重量は約143gぐらいになると思います。今週末に届く予定です。これで切り替えが早くなることでしょう。「台にぶつけると壊れる」とか「軽過ぎると球も軽くなる」という口コミがありましたが、迷宮に彷徨い込んでいるオヤジにそんな批評は1ミリもダメージはありません。コーチにも「用具に頼っていたらダメですよ。」と言われましたが、そんなアドバイス、1ミリもダメージはありません。😑
