湿度の高さ→引っ掛かり→ラバー柔らかさ厚さ→重さ→スピード→戻りの早さ(湿度が高いと戻りを早くする様になる=風が吹くと桶屋が儲かる)

湿度の高さ→引っ掛かり→ラバー柔らかさ厚さ→重さ→スピード→戻りの早さ(湿度が高いと戻りを早くする様になる=風が吹くと桶屋が儲かる)

2021年6月1日

梅雨に入りそうで入りません。土砂降りの湿度100%ではないのでまだ然程球が落ちず練習しやすい日が続いております。湿度とラバーの続きです。

ヴェガヨーロッパ(特厚)表裏用2枚が最初に届き、ファスタークC-1(特厚)が翌日届きました。どちらも湿気に強く、柔らかいラバーで引っ掛かってくれるラバーと評判です。どちらを貼るか悩みましたが、VICTASのV11>ExtraをはがしてインナーフォースSUPER ZLCにファスタークC-1を貼り合わせました。

特厚を今回選んだのは、やはり湿度に負けず食い込みが良いであろうと言う希望的な理由です。それまでのインナーフォース+V>11Extraの総重量は172.4g±でしたが、今回計測するとインナーフォース+ファスタークC-1は180g±に増えています。軽いラバーとの口コミでしたが、今までの2.0mmから特厚にしたせいで重量が増えたと思われます。

早速、町の卓球場で試打。その日は運良く(?)大雨でいつもならポトリポトリと落ちてしまう球がしっかり引っ掛かってくれます。しかし4、5球ラリーが続き、攻めているのにミスしてしまいます。どうも一球毎にラケットの重さのせいでタイミングがズレてしまっている様です。振り遅れています。たった8g弱で重さを感じます。

まだ使用していないヴェガヨーロッパを計測すると58.5g±(カット前)の重量です。軽い!これを軽いラケットに貼ってみてはどうかと考えてしまいます。😁

早速、バタフライのSKカーボンCS(77g)をポチッ。もうやけくそ。それから4日後にラケットが届きました。ヴェガヨーロッパは何となくしっとりしていて柔らかく、球の食い込みも良さそうです。新品のラケットを削り、ラバーを貼り合わせ、また計測。総重量は159g±です。今までの中ペンでは過去最高の軽さ。

また試打します。軽いのですが、球の威力やラバーの引っ掛かりもファスタークの方が上です😓。軽ければ良いという訳ではない事ぐらい承知しております。スピードが一番大事ではないのも重々承知の助。でも威力のないラケットは嫌〜!杉本コーチの声が女神様の様に頭の中でこだまします。「これそこのオヤジよ!卓球で一番大事な事はコントロールと安定性です。」はい、仰せの通りでございます。しかし、オヤジは強烈なスマッシュが打ちたいのです😭。

左/インナーフォースSUPER ZLC+ファスタークC-1  右/SKカーボンCS+ヴェガヨーロッパ

ファスタークを使用するなら戻りを早くしなければなりません。シェークハンドなら重くても振れるかもしれませんが、中ペンは重過ぎると手首など体を痛める危険がある様です。Nittakuの「剛力」(100g±)の様な重いラケットは中ペンでは無理です。多少ラケットが重くても戻りの早さでカバーできると前向きに考えております。ではどうすれば戻りが早くなるのか?ニュートラルに早く戻るコツ、スイングと同時に戻ることができるフォーム。あれこれ書籍やサイトで情報を探すも、通り一遍の技術指導ばかりです。平岡氏のシェークハンズクラブの動画を検索しました。このサイトはどうも自分の技術には合っていない様な気がして、どうも馴染めません。しかしながらEE理論とか言う教えで切り替えしを早くするという動画がありました。

  • 胸を開いたまま肘を引いたままスイングすると早く切り替えしができる
  • 肩甲骨、胸筋を使ってスイングする
  • スイング後、胸は閉じない
  • バックハンドは肘を前に出して脇を締める。この時も肩甲骨と胸筋を使う
  • フォアとバックのドライブも同様。

詳しくお知りになりたい方は「シェークハンズ」に入会してご覧下さい。

平岡氏の模範演技にはニュートラルなぞ意識している様には見えません。まじ〜?今まで、ニュートラルをいっぱい意識して来たのに……。

藁をも縋る、溺れるもの藁をも掴む。何でも縋り掴みます。またファスタークC-1で試打。回転を掛けるスイングというより「はたく」様な打ち方になり、球のスピードも出ます。これで切り替えしが早くなるかどうか分かりませんが、また暫くトライしてみます。永遠に迷宮から抜け出せそうにありません😱。

後日談(本日夕方練習後)。  胸を開いて、肘を引いて、胸筋を使った結果、球速が増し、体が流れず重心も安定して打てました。それまで攻めていてもミスしてしまい、攻めきれずにいたのに、本日はコーチ相手に数本ですが競り勝ちました。平岡氏をちょっと見直すかもしれません。

3、4日前、隣町の本屋で「マスターズで勝つ!大人の卓球戦術とテクニックを磨く」(2021年3月5日発行/メイツ出版)が目に入ってしまいました。こんなタイトルを付けられたら購買意欲に火がつきます。ついでに「卓球センス養成講座」(2020年7月20日発行/主婦の友社)も購入。卓球センスに疑問を持っているのでこれも火が付いてしまいます。寝しなに二冊の本を交互に行ったり来たり。やがて深い眠りに付けます。書評はまた別の機会に。

卓球センス養成講座

丹阿弥清次

1955年生まれ。広告デザイン会社退社後、デザイン会社を起業して三十数年。卓球歴は大学以来40年の空白状態。還暦前に再挑戦。しかし奮闘努力の甲斐もなく今日も涙のボールが落ちる。

※批判的なコメントはご容赦願います。