卓球コーチに感じること(基本姿勢)

卓球コーチに感じること(基本姿勢)

コーチング

卓球を始めて7年になると申しましたが、この間、6人のコーチに教えて頂きました。街の卓球教室を運営しているコーチは皆それぞれ自分の卓球理論を持っており、100人のコーチがいれば100通りの理論がある様に思われます。ものの見事に皆さん違います。自分の信じて疑わない卓球理論を生徒達に教えるのは結構なことだと思いますが、生徒個々の戦型、個性を考え指導しているコーチは少ない様に思われます。学校の卓球部の顧問、コーチも同様です。

もう少し辛辣に申し上げますと、コーチは卓球理論、技術を研究することもなく、自分が経験したことだけを自信を持って教える。もしその理論、技術が間違っていたら、現代の卓球にそぐわなかったら、どうそのコーチは責任を取るつもりでしょうか?もしかしたら会員達、生徒達はそのコーチのせいで卓球がつまらなくなり、止めてしまう可能性もあります。また私達も「コーチ」と名乗る人間の力量、才能を推し量ることもなく手放しに信用信頼してしまうきらいがあります。「コーチ」=「先生」=「尊敬・服従しなければいけない」。コーチのアドバイスは絶対に正しいそう信じている人が多いと思います。スポーツ全般に言えることですが監督、顧問、コーチはもっと常日頃、勉強すべきだと思います。こんなことを感じながら練習していると、7年間で6人もコーチが変わってしまいました。

日本で卓球教室を開いている中国人コーチから以前「中国卓球のコーチ事情」なるものを拝聴したことがあります。中国のコーチは、高級、中級、初級の資格に分かれているそうですが、学校、政府機関等の国営の卓球場で指導する場合、これらの資格がないコーチは生徒に教えられないと私に説明していました。中国の体制の厳しさが中国卓球の強さに繋がっているんだと実感いたしました。しかし資格さえ持っていれば素晴らしいコーチだとは言い切れません。資格があっても全く生徒に教えないダメなコーチもいましたから。

卓球を再スタートして2年間、何となく球慣れして少しは打てるようになりましたが、中々上達しません。もしかしたら教えて頂いているコーチの理論が私には合っていないのではないかと疑問を持ち始めて、卓球の技術本、理論書、DVD、ネットの動画を貪り、ようやく「現代卓球理論」というものがあるのを知りました。(遅過ぎる😰)いつの時代でも最新情報は「現代」とタイトルに付くのでしょうが…。只、私の学生時代の卓球とは明らかに違うことが分かりました。

大学時代に先輩から「お前はフォア打ちの時、肘が脇から離れるからその癖を直そう」と言われ、両腕を紐で縛られてフォア打ちをさせられた記憶があります。(この矯正法はかなり屈辱的)その当時は皆「脇を締めて、前腕だけを使い、同時に腰を回転させ、右足から左足に体重移動する」と誰も疑うことなくこの教えを卓球の常識と考えていました。昔の常識、今の非常識。またの機会に詳しく後述したいと思います。

高島規夫氏の「卓球戦術ノート」、宮崎義仁氏の「卓球最先端ドリル」、東山高校卓球部宮木操監督のDVD、シェークハンドクラブ平岡義博氏の動画など一例ですが、どれも現代の卓球はこうあるべしと独自の理論を打ち立てています。色々なものを拝聴、拝見して大変参考になりましたが、同時に余りに理論が多くて迷ってしまいました。卓球界の迷宮に入り、彷徨っております。

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基本姿勢

2年程前から信頼できるコーチに出会いました。「スタジオCan!」の杉本コーチです。とても強く魅力的なレディーです。(興味のある方はトップページのリンク画像からホームページにアクセスできます。)そのコーチから教わったことをたまに紹介していこうと思います。私が最初に教わったことは「基本姿勢」についてです。

下図の様にラケットの位置は常に卓球台より上の高さを保つ、ということです。私の場合、練習中、常に台の下にラケットがあり、台の上で構えたほうが良いとアドバイスされました。台の上で構えると台上にラケットも体もスムースに入り込めると言うのです。台の下で構えるプレイヤーは、やはり台上は苦手というか、台のエンドラインにバリアが張っているかのように中に入れない人が多い。私もそうです。こんな基本がコーチに指摘されるまで分からない。杉本氏伝授の最初の「目からウロコ」でした。

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丹阿弥清次

1955年生まれ。広告デザイン会社退社後、デザイン会社を起業して三十数年。卓球歴は大学以来40年の空白状態。還暦前に再挑戦。しかし奮闘努力の甲斐もなく今日も涙のボールが落ちる。

※批判的なコメントはご容赦願います。