浦島太郎

浦島太郎

用具

予後6ヶ月後に二十年ほど通勤していた築地を離れ、以来、自宅のある千葉の外房で細々とデザイン業を営んでおります。東京のクライアントに比べる と、片田舎の客の依頼するデザインは田舎臭く、それでも少しは見栄え良くお洒落にしてあげようとサービスします。それが却って徒となりお気に召さないとい うようなことが多く、結局臭いデザインになってしまいます。そんな環境にも慣れ、今では客の声も鳥の鳴き声とカエルの声に聞こえ、長閑な風に吹かれて田舎生活を楽しんでおります。

7年前に通っていた卓球場は車で10分程の所にあり、比較的授業料も安く、ストレスなく練習ができました。ですが、どうも大学時代の卓球と様子が違 う。最初に感じたのは球の大きさ。笑われるでしょうが、そんなこと全く知らない。38mmと40mmのボールをコーチがどこからか持ってきて、私に見せた時、38mmのボールはこんなに小さいボールだったのかと驚いたのを覚えています。大学時代に使用していたラケットを押し入れの奥から出して40年前のラバーを張り替えずにそのまま使いました。まだ切れる。ラバーの製品名はバタフライの「スレイバー」。高校の頃は「テンペスト」というラバーもたまに使いま した。「スーパースレイバー」なんてのもありましたが…。ラケットは檜の単板、製品名「ダーカー」。当時はシリーズ名もなくただ「ダーカー」とだけだった様な気がします。

当然40年前のラバーだから直ぐにアンチの様なラバーになってしまいました。通販でまた「スレイバー」を注文しようとしましたが、「スレイバー」、 「スレイバーEL」、「スレイバーFX」と三種類もあり、「のりしお」、「うすしお」、「コンソメ」みたいでメーカーの商売っ気を感じます。やはり基本は 「スレイバー」であろうと潔く注文して、数日後に商品が届き、ラバーを40年ぶりに貼り替えました。接着剤も昔の有機溶剤系と違い、水系です。これもビックリ。翌日、新ラバーのラケットを持ってコーチ相手に試打しました。なんか違う。かなりラバーが柔らかいように感じました。一週間に二日(1回2時間)のペースで3ヶ月もするとラバーとスポンジのフチがボロボロと崩れ落ちるのです。あれから40年、「スレイバー」は改良され続けたのでしょう。確かに回転は良く掛かり、反発力も向上したのでしょうが、劣化がとにかく早い。

「テナジー」、「ブライスハイスピード」、andro「HEXER」、MIZUNO「Q5」と7年間試行錯誤してラバーを変えています。現在使用している「Q5」もボールの引っかかりが非常に良いラバーですが、やはり脆い。昔に比べるとどれもラバーの寿命が短い、と感じるのは私だけでしょうか?

あ、申し遅れましたが、わたくし、ペンホルダー両面裏裏です。

そこでつい最近見つけた優れものがこれ。JUIC「プラ・クリーナー」。容器の裏のキャッチコピー、「ほのかなオレンジ・ミントの香りでラバーの表 面をきれいに。不思議なフランス製ラバークリーナー」確かに不思議。ラバーが長持ちします。しかもホームページにはこうも記載されています。「JUICプラ・クリーナーはラバーの表面を綺麗にするのは勿論だが、一番のポイントは劣化して回転量が減ってきたラバーに新品ラバーと思わせるような引っ掛かりを復 活させる。」ほんまかいな?成分は一体何だろうとネットでいくら調べても「界面活性剤」としか出て来ない。正体不明の液体であります。卓球場でお会いする 会員の方にもお薦めしました。他社に比べると割高ですが、使用する価値がある、と固く信じております。定価1,800円(250ml)

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丹阿弥清次

1955年生まれ。広告デザイン会社退社後、デザイン会社を起業して三十数年。卓球歴は大学以来40年の空白状態。還暦前に再挑戦。しかし奮闘努力の甲斐もなく今日も涙のボールが落ちる。

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