一年の計は年末にあり

一年の計は年末にあり

2022年12月30日

年末を迎え、この1年を振り返り、卓球が思うように上達していないことに失望しておりました。

そして年末のサークルの練習試合で心無いオヤジから「あなたの卓球は戻りが遅いね。それから強く打ち過ぎてる」とこんな顔でアドバイスされました。

そんなこと自分は重々承知しております😤。

杉本コーチに言われるならまだしも、赤の他人に言われるとムカつきます。
欠点を指摘するならその解決法も教えてくれと言いたくなりますが、こんなオヤジにはそんな知識はありません。人の欠点を指摘すると優越感を味わえるのでしょう。

他人にアドバイスする割に、その方の卓球は不思議なロビングが主戦で、「卓球」と言うより「バドミントン」の様です。ロビングの度に体がくるくる回ったり、片足で踊るようなフォームになっています。
そんなオヤジに殆ど負けてしまいます。ぐやじい。自分より弱い人にアドバイスするのが卓球の常です。あ~、陰険なスポーツ😖。

「戻りが遅い」のは認めます。杉本コーチにも「戻りを早くしましょう、打ったらすぐにニュートラルに戻りましょう!」とアドバイスされています。

「打つ」と「戻る」を念頭に置きながら練習しますが、なかなか戻れません。原因はインパクトと同時に体が伸び上がってしまい、ニュートラルに戻ろうとしても元の体勢に戻れません。肘も高く上がり早く下ろそうとしますが次球に間に合いません。裏面打ちも肘が上がっているためラケットを上から斜め下に降ろすような無様なフォームになっています。

しかし人間、「悔しさ」が「原動力」になります。思い悩んだ末に解決策が思い浮かびます。クソオヤジ、待ってろよ~!必ずギャフンと言わせてやる。

打ったら早く戻ると言う意識ではなく、テイクバック→インパクト→ニュートラルを一つの動作と考えます。
この意識で打つと肘も自然と下がり状態も伸び上がることもなく次球に対応できます。あれっ?これって高校の時の三角打ち?しかも当たり前のことができていなかったの?😞
楕円打法、水平打法、八の字打法。打法にいろいろあるけれど、試行錯誤の結果、この三角打法に戻ってしまうのか?以下、私見ですのでご参考まで。

対下回転のドライブは①の位置から振り始め、フォアハンド、バックハンドは②の位置からラケットを振り始め、③の位置でラケットを一気に引き落とし、一連の動作で④のニュートラルに戻ります。
その際、フォアなら人差指、バックなら親指に少し力を入れて、ラケット面を垂直にしてニュートラルに戻ります。

またニュートラルに戻るタイミングは球がネットを越える時点か遅くとも相手コートに接地する時点で戻るようにします。
〈実戦的に応用例〉
まずこちらが下回転サーブを出し、対戦相手はツッツキで下回転のレシーブをします。
①の位置からドライブで下回転の球を持ち上げ、③の位置までラケットを振り、ラケットの動きを止めずにニュートラルに戻ります。
このニュートラルの位置からフォアとバックの②の位置にテイクバックを取ればスムースに切り返しができます。
テイクバック、インパクト、ニュートラルまでを連動した一振りと考えます。

分かっていてもまだドライブ後、体が伸び切ってしまい戻れません。あとは練習あるのみ(かな?🥴)。来年はこの「戻り」を重点的に杉本コーチに指導を仰ぎながら練習していこうと思います。

ついでに一言。
このオヤジ、結構、曲者でまずサーブにトスがありません。ぶっつけサーブです。対戦相手が構える前にサーブを打ちます。スマッシュの際、台にぶつかり台を激しく動かします。その都度、注意しますが、「16cm、ちゃんと上がっているよ」「俺が早くサーブしてもレシーブしなけりゃいいんだよ」「台が動いても球を打った後なら反則にならないんだよ」と反論します。ルールブックを突き付けても自分の過ちを認めません。😅
ルール無用の数々、私はめげずにこれからも注意します。懲らしめるためニッタクのレフリーカードを購入致しました。

丹阿弥清次

1955年生まれ。広告デザイン会社退社後、デザイン会社を起業して三十数年。卓球歴は大学以来40年の空白状態。還暦前に再挑戦。しかし奮闘努力の甲斐もなく今日も涙のボールが落ちる。

※批判的なコメントはご容赦願います。