ユニフォーム百花繚乱

ユニフォーム百花繚乱

2020年11月3日

卓球王国12月号の「ルール早わかり」のページにユニフォームの色に関するネタが掲載されていました。

「1964年、ユニフォームとラバーの色は赤・茶・紺・緑・黒の5色に制限」とあります。

下の写真は1971年高校二年の夏合宿の写真です。(部員の皆様、勝手にアップロードしてゴメンナサイ。)確かに赤・茶・緑・黒の単色というより、色落ちした赤、エンジ色、くすんだ水色、濁った緑、黒じゃない黒。今、見ると酷いもんです。(皆さんのことではありません。ユニフォームです。)こんな色しかなかったユニフォームも私が7年前に卓球をリスタートした時は、既にカラフルなユニフォームに様変わりしていました。

下、左から2番目が小生。呆けた少年でした。

大きな声では言えませんが、私の大学卓球部の先輩がバタフライの会長職に就いておられました。(現在はすでに退職されています。)私は1年間で卓球部を退部したにも関わらず、数年前、同窓会に招待され、出席致しました。勿論、会長も出席されて、絶好の機会と思い、多々質問致しました。

「ラバークリーナーは本当にラバーに良いのですか?成分は殆ど水なのですからラバーの劣化を早めるのではないですか?あれは儲けるためのアイテムではないですか?」

「なぜバタフライのラバーはあんなに高いのですか?」

この二つの質問にはお答えになりませんでした。

「なぜコンピュータで作った様なユニフォームばかり作るのですか?」

この質問には答えて頂けました。

会長曰く、「ああ言ったデザインの方が人気があって売れるんだよ」

そうですか。子供たちは喜ぶかもしれませんが、65歳のおやじは恥ずかしくて着る気になれません。ですから私は専らニケとかスパルディングとかピューマとか黒一色の公式試合には出られない様なウェアを着ております。

で、もうひとつ質問。

「バタフライさんには関係のない質問ですが、四元奈生美さんご本人がデザインされた露出度の高いユニフォームは、なぜ公式試合の出場が許されるのですか?」

「あれはバタフライが出場できる様に認可を取ってあげてるんだよ」

な、なんとメーカー協賛。癒着?裏金?既得権益の乱用?

確かに、四元嬢の胸にバタフライのマークが見えます。しかし「四元奈生美オリジナルデザイン─セクシーユニフォーム」など市販されていません。残念! いや、オバンが着たら恐ろしい😰

コロナが終息したら元会長と何処かで飲み交わす約束をしました。お会いした折り、数々の失礼の段をお詫びしようと思います。

私もチョチョっとユニフォームをデザインしてみました。制作時間わずか1時間です。バタフライさん、ヤサカさん、ニッタクさん、デザインのご用命、お待ちしております。まあ、Adobe stockのおかげですが…。

日頃使用しているニケやスパルディングやピューマの黒のウェアの襟が黒から茶色に色褪せて来たので、色気を出してJTTA公認のユニフォームを購入することにしました。ルーマニアのスッチさんが宣伝で着用しているのを見て、これなら年寄りでも着ることができると判断して黒い方を買い物かごに入れました。数日後、AMAZONから届き、早速試着。気心地が良く満足。一見地味ですが、何となくお洒落。オススメです。

TIBHER(ドイツ)

メーカー各社さん、もう少し年寄りにも似合うようなお洒落でシックなユニフォームを作ってくださいな。

丹阿弥清次

1955年生まれ。広告デザイン会社退社後、デザイン会社を起業して三十数年。卓球歴は大学以来40年の空白状態。還暦前に再挑戦。しかし奮闘努力の甲斐もなく今日も涙のボールが落ちる。

※批判的なコメントはご容赦願います。